20181007

晴れ。朝起きてすぐ、死刑について考える。死刑は廃止したほうがいい。代わりに死刑になる人の内臓を、日常生活を最低限維持できるだけ残して、取り出す。詳しいことはよくわからないけど、取った内臓は臓器売買で売って、売り上げたお金を恵まれない地域の子供たちのために使えばいい。身をもって世の中に貢献させる。殺してしまって、楽にさせる必要はない。一番つらいのは、この先どこまで辛い気持ち、苦しい気持ちでいればよいのか判らない恐怖だ。これと同じような事を、幽遊白書の蔵馬が、誰だったか(戸愚呂兄?)、殺しても殺しても再生してくる敵と戦った時に使った。敵の体に肉食植物を植え付けて、再生したらすぐにその肉食植物が敵を食べる、そしてまた敵は再生する、肉食植物が食べる・・・。『殺さない、でも、ただじゃ生かさない』。ローソンの駐車場にとまっている車の後輪と車止めの間に黒い猫が寝そべっている。一瞬通り過ぎたのだけど、あれじゃ車が発進するときに踏んづけられて死んでしまかもしれないと思って、戻る。猫は僕がすぐそばにいることに気づかない。すでに踏まれてるのかもと思いながら、そうだと怖いから手に持っていたトレーナーでつついてみる。猫はハッとした顔をして飛び起き、少し距離をおいてこちらを見ている。とても不機嫌そうな顔。

20181006

雨。台風のため、強い風が吹いている。マックで勉強している時に耳の中がかゆくなる。耳かきはない。はちみつレモンCのど飴の包み紙を細長く折って、耳の中に突っ込んでみる。パディントンは洗面台の鏡の前にある歯ブラシを耳に突っ込む。村上春樹は電車の切符をなくさないように丸めて耳の中に突っ込む。石坂洋次郎の「だれの椅子?」の登場人物はみんな清々しい。母親、父親、校長、教師、生徒、不良、看護婦。幼なじみの男子高生のおちんちんをやむをえず掴んだ女子高生や、「オネショ」というあだ名をつけられそうな女教師までもがさわやか。そういえば石坂洋次郎の長編作品を読むのは初めてだ。サラ・パレツキー「センチメンタル・シカゴ」をブックオフ ハヤカワ・ミステリ108円コーナーで買う。

20181005

晴れ。髪を少しだけ切る。だんだんと、切り始めから切り終わりまでの時間が短くなっている気がする。前回美容室に行ったのは、イギリスに行く前の西荻窪。2年間美容室に行ってない。トリプルファイヤーのアルティメットパーティー5のライブ動画を見る。シマダボーイと壊れかけのテープレコーダーズのキーボードの人がサポート。最新のアルバムはあまり聴いていない。ライブで演奏されている曲は良かった。曲がライブ向きなのかも知れない。鳥居さんのギターが黒のストラトキャスターに代わっている。センターピックアップを使っている。早く、ミュージックステーションに出てほしい。

20181004

晴れのち雨。ラジオが欲しいなと思い、良いラジオがないか聞いたら、radikoのアプリをすすめられる。僕はラジオがいいんだ!と言っていたけど、試しにradiko使ってみたらめちゃいい。なんか、すいません。てへぺろ。パーネル・ホールの「犯人にされたくない」を読む。ブックオフの洋書108円コーナーにあるハヤカワ・ミステリ文庫。主人公は私立探偵のスタンリー・ヘイスティングズ。が、実際は、保険会社の使い走りで生計を立てている。子供の保育園費用(高い!)のためだ。パーネル・ホール自身が小説を書く2、3年前まで私立探偵をやっていた。凝ったトリックや、意外な真相といった設定が全くない。これが私立探偵のリアルなのかも知れない。

20181003

晴れ。午前中、洗濯。週の後半は台風25号の影響で天気が悪くなる。タイミングを逃してはいけない。上沼恵美子のおしゃべりクッキングを観る。今日のメニューは「きのこたくさんのクリームスパゲティ」だ。シェフが「ポルチーニ茸でもトリュフでもなんでもいいですよ」と言ったら、恵美子が「あかん。高い。」と言う。「食材にやさしい人」という呼称は聞いたことがないけれど、僕はそんな感じの人、好きだろうなと思う。

20181002

晴れ。ズボンを紺色に染める。ズボンはわりと明るい青。染め粉の色はネイビーブルー。いつもどおり、500mlのお湯に粉を溶かして、塩250グラムとお湯6リットルが入った器に混ぜる。水の色は濃い紺色で、ほとんど黒。ズボンを入れて、15分揉む。そのあと45分放置。一度水で洗い流した後に、色落ち防止剤を入れた器に15分間浸ける。染め上がったズボンを見て首をかしげる。色が変わったのか、変わってないのか、分からない。ポケットの中や腰の部分の裏地はもともとの色が白なので、しっかりと染まっている。染まりづらい生地だったのかも知れない。暗い青色を想像していたので残念だ。昼うとうとしていて夢を見る。どこかのコンビニにいる。パンを二つレジまで持っていったら、レジの店員に900円だと言われ、それはおかしいんじゃないかと抗議するという夢。玄関を出ると、冷たい風が吹いていたので、紺色のVenderのパーカーを取りに部屋まで戻る。パーカーは日に焼けている。こっちを染めるべきだった。