トレンチまたはバルマカーン

イギリスの人って、トレンチコート着てるものだとばかり思ってた。だって、イギリス発祥じゃん。バーバリーもそうだし。しかし、誰も着ていない。少なくとも、ブライトンの街では全く見かけない。ちらほらのレベルじゃなく、全く。えぇぇ。どゆ事?ダウンジャケットとか、スポーティーな防寒ジャケットを着てる人が多いかな。イギリスの人からしたら、すでに歴史上の洋服で、「トレンチコート?古いー。誰も着ないよ~。昔の映画とかで着てるよね。」とか、そんな感じがあるのかも。そんな僕ですが、上っ張りはバルマカーンコートしか持ってきていない。だから、外に出るときは必ずそれを着るしかない。もしかしたら「この日本人は、古い洋服着てるなー。コスプレ?」って思われてるかも知れない。

 

“mushroom samurai in Brighton de gozaru.”

My mouth is sad.

口寂しい。特にコーヒー飲むとき。はぁ、クッキー食べたいなぁ。お店の奥で焼かれたばかりのやつを。僕の机の引き出しに入ってたクッキーは全部、「Free! by hum.」ってメモとともに台所に置いてきた。みんな、僕の分まで味わってね。

 

“oh…, it look so delicious.”

フジッリのアマトリチャーナ

ヴォナペティ!今日は、夕食にイタリア人のダビデがパスタを作ってくれました。メニューは「フジッリのアマトリチャーナ」。フジッリはらせん状の小さいパスタで、アマトリチャーナはトマトのソースの事。フジッリの語源は古いイタリア語で「ライフル」を意味するらしい。トマトの味が濃ゆくて、すごく美味しかった。ダビデは料理好きみたいで調理がテキパキ。パスタのゆで時間とかソースを温めるタイミング、ペッパーの加減なんかを細かく説明してくれました。やっぱ、料理って最強だね。ごちそうさま、ダビデ。

 

“Fusilli and Rifle. Similar?”

The Chapel Royal

ブライトンの朝はすごくお日様が昇るのが遅い。7時30分くらいまでは薄暗い感じ。僕が起きるのが6時くらいだから、起きた時はまだ真っ暗。部屋の中には時計がなくて、いつも腕時計を机の上まで取りに行って時間を確かめています。置き時計や掛け時計があると便利なんだけどね。と、ずっと思ってたのですが、気づいたら時計あった。窓の外に。僕の部屋の真ん前には道路を挟んで「The Chapel Royal」が建ってます。茶色いレンガの教会。その教会におっきな時計ついてた。しかも文字盤が光ってて、暗くてもちゃんと見える。カーテンは開けないといけないけど、起きてすぐにベッドの中から時間を確かめる事ができるようになりました。ありがたやー。

 

“The Chapel Royal is my clock.”

Brighton Beach

今朝はブライトンビーチまでぷらぷらとお散歩。イギリスは島国なので、ブライトンビーチの先には水平線が広がっています。水平線の先はフランス。砂浜に下りて驚いたのが、砂浜ではなく手頃の大きさの石がごろごろしている「石浜」だった事。こんなの初めて。冬だけど、ブライトンの人達は石浜でボール遊びしたり、ボーダーコリーがテニスボール追っかけてたり、寒さなんてお構いなし。寒さに強いんだね、みんな。

 

“Sea Side Hotel “Queen’s Hotel” “

雑記 20161227

①クッキーの食べ過ぎで、ちょっと太ってきた。ということで、今からクッキー禁止。机の中に残っている、「ホワイトチョコレートクッキー」と「ベルジアンチョコレート&ココナッツクッキー」は食べちゃダメ。

②クッキー以外にも毎日お菓子食べ過ぎ。「キンダーブエノ」「マーズ」「ミルキィーウェイ」「tictac」など。これも禁止。

③サンドイッチ食べ過ぎ。これは、気持ちひかえよう。

④イギリスはなんでも高いけど、「BODY SHOP」の商品はすごく安い。肌も乾燥してきたので、ちょっと贅沢を。「バナナシャンプー」「ピンググレープフルーツShowerGel」「オリーブShowerGel」「ヘンプハンドクリーム」を購入。キレイめおじさんを目指す。

⑤ちょっと遠いけど、今日散歩ついでに行ったグロッサリー「Taj」は品揃えも豊富で安い。できるだけここで買おう。

⑥へこたれそうになった時の為に、自分への応援ソングを1曲だけ選んで、へこたれたらこれ聴いて気持ち切り替えて頑張る事にする。いろいろ悩んで、ゆらゆら帝国の「2005年世界旅行」に決定。

雑記おわり。

雲がちぎれる時

UAの「雲がちぎれる時」を聴いてます。僕が住んでいるフラットの、ギシギシと軋む階段を下りる時、そのイントロのファズっぽいギターの音とそのバックで鳴っている楽器の音がぴったりと合う。階段の電球が切れているから、真っ暗な長いその廊下を抜けて、通りへのドアを開けた時の明るい世界が広がる瞬間に、雲を目指している鳥の気持ちになる。歌詞を思い出そうとgoogleで検索したら、1961年に公開された同名の映画があった。主演は佐多啓二。UAはこの映画見たかなぁ。日本に戻ったら、ツタヤで探してみたいなって思います。

 

“Super handsome. Keiji Sada.”

BusStop

朝からすごく外が静かだなぁって思ってました。クリスマスだからみんな家でのんびりしているのか。朝7時くらいにいつも開いているスーパーに行ったら今日はお休みだったし、そういうもんなんだろうね。部屋の窓から外を見ていると、どうしても違和感というか、何か違うなぁって感覚があり、人がいないのは分るんだけど、それ以上の何かを感じる。ぽやーんと考えてたら、突然気づきました。バスが走ってないです。イギリスのバスは2階建て。でっかな車体でガンガン走りまくって、渋滞バリバリの毎日だったのに、それがゼロ。バスストップの電光掲示板はブラックアウト。公共のバスもお休みなんですね。

 

“Bus can’t come to here because today is Xmas.”

Jubilee Library

ジュビリー図書館に行きました。今日はメリークリスマスイブという事で、人も本当に少なかったです。そりゃ、みんな今頃は家でパイ焼いたりしてる頃でしょう。クリスマスの日に図書館で何をするって話だよね。そんな空気はサラリとかわして、季節感のない僕は図書館で本を読んでました。が、ピンポンンパンポーン「ハローお客様達ー。今日は、ジュビリー美術館はお昼3時で店じまいだぜー。」って放送が。いつもより閉まるのが早いのです。クリスマスだからね。空気はサラリとかわせたけど、閉館時間には逆らう事もできず、まだ明るいうちに図書館を出ると、強い風と一緒に、しっかりとクリスマスを感じる事ができたのでした。

 

“At Jubilee Library”

Fish&Chips&Charlie

今日はランチにShotaとfish&Chipsを食べに行きました。Tonyオススメのお店。美味しかった。白身のフライは僕大好きです。fishはでっかくて、中身がほわっとジューシーな感じ。外側も薄くパリっとした食感。ソース2種類と、塩、レモンなどついてました。後でwebで調べたら、ビネガーをかけて食べると美味しいらしかったので、気づいてなかったけどビネガーもあったのかも。

それから、音楽データをもらいに、Tonyの家にいったら、飼い猫の”Charlie”に会いました。キジ猫で、すごい人懐こくて、僕は3週間ぶりの猫を実感。はぁ、猫って生活になくてはならないよね。また、会いに行きたいなと、自分の部屋に帰ってきてからも想うのでした。

 

“Merry Xmas Charlie! Today’s dinner is Fish&Chips.”