20190208

晴れ。コールスローサラダを作る。他は何もしていない。郵便ポストに石坂洋次郎の「寒い朝」が届いていた。1行目の文章は「寒い朝だった。」だ。子供の頃に読んだ児童書「大ちゃんの青い月」(だったと思う)を思い出す。1行目は「大ちゃんが死んだ。」だった。どんな物語だったかまったく覚えていない。1行目だけ覚えている。

20190207

雨。高山なおみさんの本を読み終える。バー(店?)に入って来たジャズが好きな男が、音楽について雄弁に語るのがムカついた話が好きだ。僕も同じ気持ち。夢の話が多かった。フィッシュマンズの話も多かった。ハリボのグレープフルーツ味を買う。甘くて美味しい。

20190206

雨のち晴れ。アイフォンに入れたコーネリアスの「Mellow Waves」を聴きながら、マスカル珈琲に行く。マスカル珈琲に着いたとき、6曲目のHelix/Spiralが流れている。家から25分くらいの距離だ。ホットサンドセットを注文する。「時間かかりますけどいいですか?」と訊かれる。ホットサンドの中身は、チーズ、ハム、味付け卵、コショウ。目の前のお菓子も食べる。ガトーショコラの上にアーモンドやベリーがのっている。目の前のカゴから直接、手で取る。「これよければお使い下さい」と、いつもの店員さん。茶色い皿を出してくれる。甘くなくて美味しい。高山なおみさんの「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」を読む。「自分の中にある言葉の海を体から出してやる方法」てのが好きだった。残り半分くらいはあとで読むつもり。何かに連載されていたのをまとめた本なのか、1つ1つの話にタイトルがついている。すごい勢いで読むと、1つ1つの話から受ける、高山さんの印象が僕の中で混じり合って、すごく面白い。ペラペラーとめくって、終わりについている原田郁子の解説を読む。「小さいころは吃りがあった」というところが好きだった。マスカル珈琲は年配の人で大盛況だった。

20190205

晴れ。徹子の部屋に沢村貞子の元マネージャーさん(93歳)が出ていた。沢村貞子生誕110年。沢村貞子は共演者に「ちゃんと台本は覚えておきなさい」と言った。彼女は撮影中にNGを出すことがなかったそうだ。早く家に帰って旦那さんのご飯を作りたかったからだ。旦那が死んで2年後に沢村貞子はなくなる。旦那が死んでからは一切、料理をしなかった。朝起きたら頭が痛かったので薬を飲んで昼くらいまで寝た。記憶に残らないタイプの夢を見た。コーネリアスのCDを借りる。「Mellow Waves」。”未来の人へ” が好きだ。歌詞カードを読んでいて気付く。舞城王太郎の新作は「私はあなたの瞳の林檎」。コーネリアスの “The Spell of a Vanishing Loveliness” の歌詞は「She is the apple of our eyes」。直訳すると「彼女は私たちの瞳の中のリンゴ」。歌詞カードについている訳には「私たちの宝もの」と書いてある。勉強中に食べているチョコレート。今日はいちごを買う。

20190204

晴れ。お昼に、春ポテト(ポテトチップス)を食べながらコーラを飲む。借りてきたDVDを観る。終物語3本。チキンカレー(成城石井のレトルト)を食べる。姉からもらったやつ。小城羊羹を食べる。ディーンアンドデルーカの食パンを食べる。姉からもらったやつ。ダラダラした午後。パディントンを観る。シルバニアファミリーみたいなパディントン。かわいいなあ。

20190203

雨。むなくそ悪い事件だ。20歳の男が刃渡り18.5センチの牛刀で20歳の男を刺し殺した。去年の話。事件現場は警察署の前。殺された男は25ヵ所刺された。警察が「やめないと撃つぞ」と言うまで犯人は牛刀を繰り返し振り下ろした。一部始終が警察署の防犯カメラに映っていた。今年の1月31日、裁判で判決が出る。懲役13年。誰が悪いのか?殺された男は犯人の勤務先の先輩だ。犯人は先輩2人を車に乗せて居酒屋に行く。ビールや梅酒を飲んで、車を運転して帰る。先輩2人を乗せている。信号待ちで後ろから軽く追突される。追突した車の運転手は「飲酒運転を警察に言わない代わりに金をよこせ。150万円だ」と言う。犯人はトラック運転手だ。犯人は消費者金融で50万円借金をして、自分の車を50万円で売った。残りは50万円。その場に一緒にいた先輩2人は相談にのってくれる。「警察に言うとまずい」と。先輩2人と衝突した車の運転手はぐるだった。後輩に飲酒運転をさせて金を巻き上げる計画だった。SNS上でそのことを知った。警察に相談する。警察が仲裁に入り残りの50万円は払わない事に決まる。しかし、先輩2人は口実を作って半額だけでも払うように迫る。それが事件の4日前だ。殺された男の母親が言う。「騙していたことが本当なら、母親として叱りたかった」事件の日、犯人は「話したいことがある」と殺された男を呼び出した。待ち合わせ場所には道路を挟んで警察署があった。人間のクズは誰だ?かわいそうなのは誰だ?

20190202

晴れ。マックで窓の外を眺めている。向こう側からおじさんが歩いてくる。市役所の課長にいそうな雰囲気だ。縁の細い眼鏡をかけている。チェックの帽子(NY)にコート。インナーには白のパーカー。ふとめのパンツに、派手なスニーカー。オレンジチェックの大判のマフラーを巻いている。「ああ、若い彼女でもいるんだろうな」となんとなく思う。僕が眺めている窓のそばまで来て立ち止まる。僕からは死角になって見えない方向に手を振る。「彼女、登場か」と思い、しっかりと見る。可愛い女の子が走って近づいてくる。5、6歳の女の子。若い彼女には間違いなかった。フッコでコーヒーを飲む。石坂洋次郎の「丘は花ざかり」を読み終える。「貴方の十字架は、あなた1人がになっていくべきで、御主人にもその重みを分けようなんて、ずるい卑怯な料簡よ。勇気を持ちなさい。そして、貴方1人で苦悩に堪えていきなさい。今度の出来事を貴方の生涯の1つのプラスにする道は、あなたがその苦悩に洗われて成長するという行き方しかないと思うの・・・」グリルチキンを作る。魚焼きグリルにアルミホイルを敷いてから肉を焼く。いつもより美味しかった。

20190201

晴れ。いつものメンバー(えりぶん、つぐるん)でサンドイッチ屋(名前は知らない)に行く。野菜がたくさん入ったのと、水牛のチーズと厚切りのベーコンの、さつまいもぱんと、水切りヨーグルトのチョコパンを買う。どのパンも名前が長いので記憶に全く残らない。マークイズで食べる。おいしい。とにかく美味い。食べる部分によって、口の中に入ってくる野菜が違うので、違う味がある。半分くらい食べ終わってから、小さなかぶがまるまる半分出てきた。えりぶんが「人生で一番おいしい」と言ってた。うなづける。それくらい美味しい。えりぶんとつぐるんプリクラをとる。最新のプリクラ機の気の使いようがすごい。スペインやフランスで、古い彫刻や建物を修復するときに、良かれと思ってド派手に修復(着色?)してしまう、そんな感じ。持ち主はたまんないと思うけど、プリクラくらいの遊びだとおもしろい。つぐるん洋服を2着買ってもらえる。