ブレーカーが落ちた夜に

日曜日の夕方に新しい部屋でインスタントのラーメン食べてたら、突然、電気がストップした。「あぁ、そういえばトップアップ方式(料金を都度加算していく方法)って言ってたもんな。」って思って、不動産のホームページで追加方法を調べるため、再びスタバへ。が、結局、方法が分からずじまい。今夜は電気なしだって決心して、ライターとキャンドルを探しに街までてくてく歩いていく。あまりイイ状況ではないんだけど、ちょっとワクワクしている自分がいる事も確かだ。「キャンプと思えば、水道が出るだけ贅沢だな」と。一応、お部屋を借りるときにすんごくお世話になってるチェンに電話かけて、事情を話たら、速攻で部屋まで来てくれることに。で、チェンが部屋について5分後くらいに、部屋の入口の上のほうについてるブレーカーがただ落ちていることが判明。なんか、チェンごめん。チェンはすごく親切だ。実は、土曜日に部屋を移ってから、シャワーが動いていないこともあったけど、キッチンのシンクで頭とか顔とか洗えるし、まぁ気長に修理を待つかって思ってたんだけど、チェンに話したらすぐにいろいろ連絡してくれた。「ハム、こういう時は怒っていいんだよ!我慢はだめ!」ってチェンに言われた。だけどチェン、僕はなかなか怒れないし、チェンに言われて初めて「あぁ、これ我慢って事になるのか」って気づいたんだ。僕のリュックサックの中には、ライターとキャンドルが入っていて、とても今夜を楽しみにしていたから、夜は電気を消してキャンドルの明かりで過ごしたことは、チェンには秘密だ。

 

“Small, good thing”

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