20180527

晴れ。今日は半ズボンを履く。松本清張の「砂の器」を見る。主役だから当然かもしれないけど、丹波哲郎が良かった。いつ頃から霊界と交信を始めたのだろう。それから、DVDを返しに行くついでに、コロンボ11巻とping-pong(実写)を借りた。2本で86円。今日は7の付く日だからいつもの半額なのだ。そのまま、ジュンク堂まで歩いて行った。途中にある交差点近くのコーヒーショップは人気で、今日も女子がたくさん窓際に並んでいた。ジュンク堂では翻訳に関する本を立ち読みした。本の中で「翻訳ではclarity(明瞭さ、明晰さ)が大切」という文章を読んでいるときに、イヤフォンから聞こえるTom Mischの声が”clarity”と歌ったので面白かった。サビに使われている単語なので、その後、何度も出てきた。Tom Mischに応援されているような感じがしていい。村上春樹は小説は長ければ長いほどいいと思っている。できるだけ、1つの物語は1冊の本で出したいそうだ。単行本の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は1冊でだしたら、読者から「重くて腱鞘炎になったのでどうにかしてほしい」と言われた。だから、1枚1枚のページの紙を薄くして発売したら、「電車の中の扇風機の風でページがめくれてしまうのでどうにかしてほしい」と言われた。やってみなきゃ分からないことは多い。

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