20191104

晴れ。朝、おからを炊く。昨日、豆腐料理を作ろうと思い、スーパーで選んでいた。どの豆腐も原材料名に粘着剤とか凝固剤とかそんな名前の表示があり、少し良いのが欲しかったから、どれにするか決めれずにいた。豆腐コーナーの前をうろうろしていたとき、棚の一番上におから300グラムの袋があることに気づく。原材料名「大豆」、以上。落語「徂徠豆腐」で柳生徂徠が豆腐屋さんからおからの炊いたのをもらって勉学に励んでいたこともあっておからを買う。材料はにんじん、油揚げ、ごま。油揚げは少し多めにいれる。どっさりできたので、毎日少しづつ食べることにする。「空腹は最上の調味料」というのが、科学的に証明されたとの研究結果がニュースになっていた。空腹時はAgRP神経が活性化されて甘いもの対する嗜好性が向上し、苦味の感受性が低下するらしい。最高のタイミングで出されるご飯、たとえば山の上のカップラーメンとか、海外旅行から帰ってきた直後の日本での最初の食事(欲するってことで)とか、そういうのが人間にとって最高のごちそうなのかも知れません。タイミングというか、やっぱリズムが仕事でも音楽でも料理でも大切なのだね。リズムのある生活。

20191103

晴れ。サイエンスチャンネルの「ザ・メイキング」を見る。剣道の防具を作る動画。面の側面についているパーツ(面布団という)は、綿を2枚の皮で挟んで綺麗に縫うことでできる。縫われて誰の目にも絶対触れることのない綿と綿の間に、職人から防具を使う人に対するメッセージが書かれている。ごいすー。

20191102

晴れ。スタバで絵を描く。お絵かきノート8冊目の最初のページ。つぐるんハロウィン仕様。描きながら、子供てほんと頭がでかいなと思う。夕食にハンバーグを作る。一つはおろし大根ポン酢で食べて、もう一つはカレーハンバーグにして食べた。残りの2個はそらにあげた。新しいキーボードが届いたから曲を作ろう。即興で作るAgainst the clockを始めて、次で100曲目。気負わずいこー。しまっていこー。

20191101

晴れ。11月からトライでネクタイを着用しなければならない。ネクタイを持っていないので、ネクタイを買いに行く。無印、ユナイテッドアローズ、アーバンリサーチ、Bショップ、GAP、ZARA、西海岸、無印の順番でお店を回る。無印で990円のネクタイを買った。紺色。シティーベーカリーでチーズの入ったパンを食べた。モチモチしている。今はあいみょんが人気だ。RADWIMPSとフィーチャリングしたり、又吉さんが歌詞を褒めたりする。しっかりと聴いたことがなかったので、Youtubeにアップされているあいみょんメドレーを聴く。10曲くらい。フォークだった。尾崎豊とか泉谷しげるみたいな感じだなと思った。それから、ハイロウズの「青春」を聴く。「他のアーティストの最高の歌詞」というテーマでトリプルファイヤーの吉田さんが紹介していた。「自分が書いた最高の歌詞」では「トラックに轢かれた」を挙げていた。僕の「他のアーティストの最高の歌詞」は何かなと思って少し考える。なんだろうか。「頭の中で爆音で音楽が鳴ってるから聞こえねえよ」とか「みんな分かってる 全て分かっている事が どうしても捨てられないから」とか「ベースボールは終わらないよ 誰一人言わないゲームセット 大飛球を追いかけるのよ」とか。好きな歌詞がたくさんあるなと思った。

20191031

晴れ。amazonで買い物。本4冊とMIDIキーボード。キーボードは買うかどうか悩んだ。今持っているマイクロKORGがあるからだ。これは厳密にはキーボードではないけど、同じようなことができる。悩む。結果、マイクロKORGは常にリュックサックに入れておく用のキーボードにする。「パソコンさえあれば、野原でも喫茶店でも、これを使って音楽がつくれるからいいよね」と自分に言い聞かせて、MIDIキーボードを購入した。街にはハロウィン仕様のタクシーが走っている。絵を描くときに使っているペンの種類を変える。万年筆タイプのペン。線の輪郭を40パーセントくらいギザギザにする。ペンの名前を「hum001」にする。インクがにじんだ感じになるとこが好きだ。

20191027

晴れ。イムズの三菱地所であっていた、近藤綾乃展に行く。入口のところに「電車かもしれない」の動画が映し出されている。ニューヨークで動画を作っている。1秒間の中に15枚の絵を描くそうだ。ずっとやってると時間の感覚が変な感じになるとのこと。2、3日すぎても、自分の中では1秒間しか進まないとか、そんな感じのことが書いてあった。夜カレーを作る。玉ねぎがいい色になるまでの時間をはかる。18分間だった。

20191026

晴れ。夜のフッコに行く。カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」、浦沢直樹短編集、吉祥寺キャットウォークを読む。吉祥寺キャットウォークの中でヤクザに立ち退きを迫られる喫茶店がでてきた。22時オーダーストップのため、お店の扉の前にかけてあるプレートが「閉店」にかわる。その後に男がくる。黒いスーツに、ぼさぼさの黒髪。カウンターに座る。フッコ店主がいらっしゃいとか言わなかったので知り合いなのだろう。ヌジャベスを聴きながら歩いて帰る。Youtubeでリコーダーのつくり方を見る。

20191020

晴れ。ノートやペンタブを入れている黄色のケースがどうしても、気に入らなかったので買い替える。naheの同じ形のグレー(700円)を買う。サバを焼く。大根とソーセージの煮物を作る。iPhoneの裏に貼っていたステッカーがはがれていたので、かわりに絵を描く。oyasmurさんの真似。

20191014

晴れ。夜寒くなってきた。部屋にかけてあるコートの襟もとをみたら、うっすらホコリがかぶっている。ナポリタンを作る。麺200グラム、トマト1個、ピーマン2個、ソーセージ1袋(6本くらい)、たまねぎ半個。全部食べた。街にはかわいい子があふれているなあと思うけど、かっこいい人があふれているなとは思わない。俺が男だからか。女の人は町にはかっこいい人があふれているなあと思っているのかなあ。

20191013

晴れ。フッコにて。真ん中のテーブルでおじさんたちが話をしている。コミュニティーの活性化のような話だ。「老人と若者は使っている言語が、Win95とMac13くらい違う」「回転すしやで老人がタッチパネルの使い方が分からないから、口頭で注文したのを持ってこいというのでは、一皿100円の採算が合わない」シンプルな服、Macの薄いパソコン、短髪、メガネ、ヒゲ達。「老人は人のいう事を聞くことができないからダメだよなあ」「スキルを売るという感覚が公務員には分からないよなあ」話は続く。新しい話題や情報がどんどん出てくる。話の流れもコロコロ変わる。3人が3人とも自分の話したい事を話したくて、うずうずしている。僕は話す相手がいないから、日記に書いてるのかも知れないなあと思いながら、キーボードを叩いている。