雨のち晴れ。アイフォンに入れたコーネリアスの「Mellow Waves」を聴きながら、マスカル珈琲に行く。マスカル珈琲に着いたとき、6曲目のHelix/Spiralが流れている。家から25分くらいの距離だ。ホットサンドセットを注文する。「時間かかりますけどいいですか?」と訊かれる。ホットサンドの中身は、チーズ、ハム、味付け卵、コショウ。目の前のお菓子も食べる。ガトーショコラの上にアーモンドやベリーがのっている。目の前のカゴから直接、手で取る。「これよければお使い下さい」と、いつもの店員さん。茶色い皿を出してくれる。甘くなくて美味しい。高山なおみさんの「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」を読む。「自分の中にある言葉の海を体から出してやる方法」てのが好きだった。残り半分くらいはあとで読むつもり。何かに連載されていたのをまとめた本なのか、1つ1つの話にタイトルがついている。すごい勢いで読むと、1つ1つの話から受ける、高山さんの印象が僕の中で混じり合って、すごく面白い。ペラペラーとめくって、終わりについている原田郁子の解説を読む。「小さいころは吃りがあった」というところが好きだった。マスカル珈琲は年配の人で大盛況だった。
