20181107

晴れ。日中半袖で過ごしても丁度良いくらいの天気。午前中、シャツ3枚、MHL.のバッグを手洗いする。固形石鹸で黄ばんでいる襟の部分をこすったけど、そんなに白くはならない。MHL.のバッグからは灰色の水が出てきた。4、5年分の汚れだ。緑色のセーターの毛玉をハサミでカットする。切っても、切っても、なくならない。

20181106

晴れ。朝11時、福岡市動植物園へ行く。メンバーはえりぶん、つぐるん。いつもと同じメンバー。動物園はエントランスが新しくなった。今までは正面入り口なのか裏口なのか分からないくらいだった。エントランスはコンクリートの感じがむき出しのつくりだ。昼食を食べる。えりぶんが作った、鯛の煮つけ、かぼちゃ、なすび、きゅうり、スペアリブ、めんたいこ。「じじいが食うもの」とえりぶんが言う。「ほんと、どこのばばあが作ったんだって感じ」と僕が言う。とてもおいしい味。キリン、サル山、シマウマ、ツシマヤマネコ、バク、ダチョウ、他にもたくさん見る。つぐるん途中まで寝る。植物園でアイスを食べる。えりぶん、ブラックサンダー、僕、ラムネアイス。今日はたくさんの幼稚園・保育所のこどもたちが動植物園に来ていた。植物園では自由が丘幼稚園の園児。麦わら帽子に肌色の上衣、半ズボン。バラ園で写真を撮る。松本大洋の「かないくん」の表紙の構図を真似する。つぐるん枯れた葉っぱを食べて吐く。汚れたボーダーの服から予備のボーダーの服に着替える。エントランス近くのレストランエリアで休憩。コーヒー、オレンジスカッシュ、チュリトス。「今までの人生で最低のチュリトス」、えりぶんが言う。
   

20181105

晴れ。今日はだめだめな日。やる気がでない。ナスの味噌炒め(リベンジ)、味付けたまごを作る。勉強をしてても集中できない。今日はもうだめな日だと決めて、散歩にでかける。Jamie IsaacとTom Mischを聴きながら2時間歩く。途中、ビックカメラによる。ブギーボードに名のあるイラストレーター風のコメントを書き残す。後から気づいたけど、あそこは天神1号館だった。

20181104

晴れ。散歩。ジュンク堂に行く。舞城王太郎の新作「私はあなたの瞳の林檎」を立ち読み。3つの短編が入っていて、読んだのは表題作。それから佐々木マキを読んで、上沼恵美子のおしゃべりクッキングベスト版を読む。恵美子は食材にやさしい。「ちくわもびっくりしてますわ」。家に帰ってからAmazonで舞城の事しらべたら、新作に入っている「ほにゃららサラダ」が無料でKindle配信されていた。ありがたや、ダウンロード。残り一話(「僕が乗るべき遠くの列車」)はまた散歩に行ったときに立ち読みする予定。豚肉とナス、ピーマンでみそ炒めを作る。和食の砂糖の量に毎度ひく。レシピより2グラムだけ少なくした。なんかこわくなって。相変わらずナスがうまく炒めることができない。ナス油吸いすぎ。村上春樹が膨大な量の資料を早稲田大学に寄贈する。レコードや原稿など。寄贈の理由、「量が多くて家の床が抜けそうだから」とのこと。

20181103

晴れ。全く共感できない。雑誌「kodomoe」8月号の特集。「家事をやめよう」 家事の手抜きやさぼりの特集。中身みてないからあれだけど、手抜きとかさぼりって結構出来る人がやることだと思う。これだとできないから「手抜き」「さぼり」を肯定しようみたいなことになってないか。そもそも、手の抜けない人が手を抜く。さぼるほどやってない人がさぼる。この雑誌だって家事をできない人とか、そもそもやる気すらない人が手に取るんじゃないか?「手抜き」も「さぼり」もいいと思う。ちゃんと出来た経験のない多くの人に知識として、手の抜き方、さぼり方を教えることは正解なの?その人の向上心というか、上に向かおうというベクトルを時代のせいにして押し曲げてない?経験のない人はたやすく、与えられた知識を正しいものとして実行するだろう。大切な事を経験する機会を奪ってない?この記事にはまったくバイブス感じない。頭カチカチのオールドファッションくそおやじ的な考え方だけど、僕はそう思う。

20181102

晴れ。鮭のスープを作る。栄養を考えて色々入れる。ジャガイモ、ソーセージ、人参、いんげん、たまねぎ、ピーマン、赤みそ。具が多すぎて、何のスープだかわからない。お母さんが子供に栄養とらせようとして作る名前のつかないスープになった。気持ちだけじゃ健康になれないけれど、名前のつくスープが食べたい。バランスはデザインと一緒ですごく大切ですね。石坂洋次郎の「金の糸、銀の糸」が手元に届いた。さっそく読み始める。今日の天声人語。手塚治虫について。手塚治虫は常に周囲を気にしていた。アシスタントに「どうだ、おれの絵、このごろどう思う? 古くないか? マンネリか? 見飽きたか? はっきりいってくれ、おれの絵はもうおしまいなのか?」「ああ、また若手に追いぬかれたか」。マネージャーには原稿の値上げはしないように釘をさした。「原稿料は絶対に上げないでください。仕事がこなくなります」。片山さつき大臣が不正なお金のやり取りで追及されている。歯切れの悪い回答。録音された音声テープについて「これは私の声かどうか定かではない」って。しゃべったことがないなら、しゃべったことないって言えばいいのにね。人間ってこうも違うんだなあ。

20181101

晴れ。朝からまた、スープカレーを作る。玉ねぎはなかったので、ナスとベーコンとじゃがいも(と昨日と同じ、ソーセージ、人参、ピーマン)を入れてみる。昨日のほうがおいしかった。それからベーコンのペペロンチーノを作る。パスタはやっぱり六本松のボンラパスのが美味しい。今日のは高宮のボンラパスで買ったちょっと高めなパスタ。六本松のとは違うもの。サニーでたくさんの出来あいのものを見ていて思うこと。種類はたくさんあるけれど、なんだかどれもこれも同じ味。昨日の方が美味しかったり、おいしくなかったりはしない。だから飽きる。味の薄いペペロンチーノを食べながら、料理教室に通ってみたいとぼんやり考える。Midiキーボード用のソフトを入れる。サスティンボタンの動きを変える。ちょっと前にどうにかしてこのボタンを押しっぱなしにできないか思考錯誤して、サンマートでゴムの塊を買った。一年くらい経ったら「なんだこのゴムの塊は?」って言ってるだろう。昨日の夜中(今日の午前)に姉さんがコインランドリーついでにポアに寄って野菜をもらってきた。お母さんが野菜をつくっているあいちゃんかららしい。僕はもう半分寝ていたから、姉さんが何時に帰ってきたのかよく分からない。姉さんが「また野菜もらったよ」としゃべりかけるから、「野菜・・・。それは助かるね・・・」と言ってそのまま寝た。

20181031

晴れ。朝からスープカレーを作る。具はソーセージ、ピーマン、にんじん、たまねぎ。冷蔵庫の中にある少しだけ残った野菜が消費できて良い。おいしくできた。スタジオで練習する曲の構成を考える。2曲。1曲は最近ずっと聞いているJamie Issac風にして、もう1曲はFKJのインプロ風にする。うまくできると嬉しい。うまくできないと悲しい。それはいつも紙一重の差なのだ。

20181030

晴れ。徹子の部屋で歌丸さんのVTRが流れていた。歌丸さん42歳。「貧乏なんで妻と一緒に内職をよくやりました。女性がかぶるスカーフの端っこを針と糸で縫ったりしました。だから、自慢じゃないけど針が使えるんです。落語で針を使う話が出てくるでしょ、そしたら針を使ったことのない人がその話をすると、やっぱりどこか変なんですよ」「落語ってマクラを考えるのが難しくってね、歩いてるときや、電車に乗ってるときに考えるんです。だけど、頭で考えた話は、全然、お客さんが笑ってくれませんね。やっぱり、ぱっと思いついたことや、実際にやったことじゃないとだめ」。冷蔵庫の中を整理する。一番下の段に寝かせて重ねてあった食材を縦長の透明なタッパーにいれて、冷蔵庫の奥のほうにおしこむ。すっきりした。気分がいい。中段には使われることのない大量のビン類がある。中段の8割くらいを占めている。無駄だなあ。

20181027

晴れ。朝エレベーターの中でスーツケースを抱えた女の子と一緒になる。4階から乗ってきた4歳くらいの女の子。「お母さんはやくー」と部屋がある方に向かって叫んでいる。お母さんは忘れ物でも取りに行ったのか、なかなか来ない。「お母さん来るの?」エレベーターの扉を開けて待つ。「いえ、先に行って大丈夫です」「旅行?」「ええ、温泉に行くんです」「いいね」「それから帰りはフェリーに乗るんです」。昨日読み終えた、青い山脈の笹井和子のようだと思う。コロンボ20巻を借りる。今日は7のつく日なので43円。昼ごはん(夜ごはん?)トマトスパゲティ チキンの南蛮漬け、ラペ。 ラタトゥイユを作った時のカットトマトが余っていたのでトマトソースにする。材料をきちんと使いきるのは気持ちいい。姉さんからもらったキルフェボンのケーキを食べる。マロンのタルト。白いクリームが美味しい。緑茶と一緒にたべる。少し前から、豚の毛の歯ブラシを使っている。慣れないうちは、ごわごわして口の中が傷だらけになりそうな気がしていたけど、いまではガシガシ歯茎を磨いている。『Blue Ghat』というタイトルの曲を作る。日本語にすると「青い山脈」。