I move new flat

新しいお家に引っ越しました。なかなか良い。小さなキッチンがついているのが素敵。あと、Wi-Fiがついてないから、部屋ではパソコンでインターネットできない。ちょっと不便、だけど良い。高専時代に寮に入ってたことを思い出した。娯楽は、音楽を聴くか、本を読むか。(なので、これからの日記は近くのスターバックスで書く事にする。)朝から荷物をまとめて、新しい部屋に運び込んで、ボーと窓のほうを見てたら、今までの部屋よりも沢山、鳥の声が聞こえることに気づいた。なんか本当に、素敵な部屋だなぁって思いました。

 

“The Sky is connected everywhere”

ポールオースターとともに暮らす

「忘れるところでした。セロテープがなくなっておりました。父の誕生日に間に合うようにプレゼントを今夜包みたいので、散歩に出かける時、買っておいてもらえますか。」 小さな事だとはわかっているが、この依頼にグレースの良さがすべて凝縮されている気がした。(大部分の人が会社から物をくすねる事に対して)そうした、ささやかな窃盗にわずかでも良心の呵責を感じるものはまずいない。(P105. オラクルナイト) 部屋が新しくなるので、シーツなどを揃えないといけない。今住んでいるフラットには沢山シーツがあるから一枚くらいもらってってもいいかなって考えていた自分にこの物語をささげる。

 

“Sellotape”

なんてこったい。

この日記を見ている、全世界で2人の人間(1人は僕)と、毎日メールをくれるスパムの皆さん、今日、僕の手もとに、なんと、突然、Erizonから「騎士団長殺し」が届きましたー!パンパカパーン。なんてこったい。デビッドが肩に担いだ袋のような物の中から、「俺、サンタクロースみたいだろ」って言いながら渡してくれました。消印が3月17日だから、3週間もかけて日本からやってきたのだね。すりすり。ページめくるのもったいないーってバカなこと言いたくなるくらい、うれしい。もちろんすぐにページめくったよ。ありがとう。ほんと、村上春樹をリアルタイムで読む時代に生まれてよかった。

 

「別のルートありません。友達すくないから」

先生はじめました。

今日から、ビームの日本語の先生になりました。ビームはタイの女の子。ビームはタイの大学で3年間くらい日本語を習ってて、イギリスにも日本語の資格試験の教科書を持ってきてる。タイには日本の企業も沢山あるので、日本語ができると就職に有利らしい。今日は初日でジュビリーライブラリーでお勉強。いや、日本語むずかしい。なんか、すっごいややこしい。日本語に前置詞があることを初めて知った。説明も僕のなれない英語っていうチャレンジングな感じなので、いい経験だなって思う。ビームが試験に合格するようにがんばっておしえるぞー。さっそく、「学校に行く」と「学校へ行く」の意味の違いは僕の宿題になりました。

 

“Andy Warhol no Tomato Soup”

If I became a rich man

もしお金持ちになったら、今かけてる安いプラスチックの丸メガネと全く同じ形のメガネを、ちゃんとした素材で作りたい。時々思うのだけど、メガネの似合う人と似合わない人の違いについて。簡単な話、素で美人だったり、かっこよかったりする人は、メガネ似合わない。メガネじゃま。まぁ、水原希子ちゃんのことですね。やっぱ、メガネってちょっと面白い。顔の真ん前に物体がくっついてるわけだし。あと、メガネは存在感があるから、それと喧嘩しない、控えめな顔がいいと思う。あと少し物足りないくらいの顔。たくあん食べるならカレーピラフよりも白ご飯だし、しょうゆつけるなら、みりん干しよりも白身の焼き魚だ。あれ、何の話だっけ。あ、もしお金持ちになったらだった。もしお金持ちになったら、水原希子ちゃんにぴったりのメガネを作ってプレゼントしたいな。

 

“My lovely glasses”

 

Move Up

明日から、英語のクラスが上がって難しくなる。僕には夢がある。それを実現する為に、もっともっと、がんばろう。近づかなきゃ見えない風景があるなら、這ってでもそれに近づくだけだ。途中で力尽きたって、かまわない。力尽きたって、ゾンビになって近づいてやる。僕はしつこいぞ。待ってろよ。

 

“KLON”

Good bye Aurora

今日はアウロラの学校最終日でした。学校終わりに、みんなでビーチでビール飲んで、イタリア料理店でラザニア食べて、パブでウィスキー飲んで、アウロラとのさよならを引き延ばしているような感じの午後だったなぁ。今日は天気が今年最高に良くって、別れの日にはぴったりだなって思った。サンキュー天気。スペインに戻っても、いつも通りニコニコして暮らしてねー。アウロラ、ありがとう。また会う日まで、バイバーイ。

 

“I like choco-mint ice cream”

Like warpaint dance

今日はWarpaintのライブに行ってきた。場所はブライトンドーム。Warpaintやっぱカッコいいのね。ギターの音数が少ない感じがグッド。リバーブとかディレイとかもグッド。歌も上手。あと、踊りというか終始クニャクニャと動いてる感じがすごく好き。無類のああいう動き愛好家かも。いざという時の為に、僕もあのクニャクニャダンスを練習しておこうと思いました。

 

“Sign of Brighton Dome”

Easy Going

今日はショウタのお家にカレーとダンプリングを食べに行った。ダンプリングは餃子。僕とキリアコスとディレックでお邪魔しました。ディレックは今週でドイツ帰っちゃうし、キリアコスも来週帰っちゃうし、寂しいなぁ。まる3か月一緒だったけど、時間の経つのは早い。もっと、たくさん喋れるようにって、いつも思うのに少ししか進歩していない。バカ、俺。もっと、真剣にがんばりましょう。この前から、ジョージアが授業中にしゃべりすぎるって、みんなプリプリしてたけど、僕は元気があって良いと思います。

 

“I listen to Virtual Insanity when I open the door.”

Five Spot After Dark

一人で生きていく事の辛さを僕はまだ知らない。きっと、これからどんどん理解していくんだと思う。孤独な戦いだ。逃げ道はどこにでもあるのかもしれないけど、どの道も正解ではなく、また、それを僕も分かっている。いや、半分くらいは。心配するなどうせみんな死ぬって、川上未映子が言ってたなぁ。判断することをやめよ、「私は傷ついた」と考えるのをやめよ、あなたは傷自体は免れているのだって、マルクス・アウレリウス・アントニヌスが言ってた。誰がなんと言っても、僕のこれからはまだ誰にも定義されていない。はず。全く違うものじゃないんだけど、どこにおいてもしっくりこない、そういうものならあると思うんですよねって、坂本慎太郎が言ってた。結局、蓋をあけたら寂しいだけって事なのかもしれないけど、僕はそれを拭うハンカチを持ち合わせてはいないのです。

 

“Five Spot After Dark”